授業の概要・到達目標
春学期は,ジェンダー研究の基礎となる知識を獲得するための文献講読を行う。秋学期では,その知識をもとにメディアや文化についてジェンダーの視点から考える。特にポピュラーカルチャーといった現代文化を論じる視座の獲得を目指す。初回に文献リストを持っていく。受講生のみなさんと相談しながら扱う文献を決めたい。なお本授業では,小規模のプロジェクトとしてジェンダーとメディアの研究を行ってもらう。その成果は授業で発表してもらう予定である。
授業内容
第1回 授業の全体像の説明
第2回 「ジェンダー」と「メディア」:二つの概念の検討
第3回 ジェンダーとメディア研究(1):学説史の概観
第4回 ジェンダーとメディア研究(2):主要概念とアプローチ
第5回 メディアテクストとジェンダー(1)
第6回 メディアテクストとジェンダー(2)
第7回 メディアオーディエンスとジェンダー(1)
第8回 メディアオーディエンスとジェンダー(2)
第9回 メディア制作とジェンダー(1)
第10回 メディア制作とジェンダー(2)
第11回 メディアリテラシーとジェンダー
第12回 成果発表(1)
第13回 成果発表(2)
第14回 まとめ
*講義内容は必要に応じて変更することがある。
履修上の注意
この授業では文献の輪読とそれに基づく議論を中心とする。従って授業前に十分な準備が必要である。予習をしっかりした上で授業に参加すること。また英語文献を扱うことがある。従って,ある程度英語で文献を読むことができ,またその意欲のある学生に履修してほしい。
準備学習(予習・復習等)の内容
予習:事前に課題についての自分の意見や疑問点を整理し,授業中には積極的に意見を述べることができるよう準備しておく。
復習:授業内容を振り返り,整理しておく。忘れないよう文章にしておくとよい。
教科書
参考書
成績評価の方法
・授業態度,授業で議論への貢献(50%)
・発表,レポート等課題への取り組み(50%)
Page Top