Oh-o! Meiji

シラバス

年度 2017 年度
授業科目名 理工学部  ゼミナール1
担当教員 井口 幸洋  教授 単位数 2
開講日 春学期/月曜日/2限 キャンパス 生田
科目ナンバー
未設定
主催区分 授業形態 2:演習・ゼミナール
学問分野(大区分) 授業言語 J:日本語
レベル
学問分野(小区分)

授業の概要・到達目標

 情報とは何なのか? 情報科学とはどんな学問なのか? コンピュータとは何なのか? コンピュータとはどんな構造をしていて,どうやって動いていて,どうやって使うのか? プログラムとは何なのか? 情報科学を支えている理論にはどんなものがあるのか? 情報科学をとりまく装置はどうやってうごいているのか等々,情報科学に関する素朴な質問に答えるのが本授業の目的である。
 大学での勉強は,高校までと同様に先生が黒板に板書をし,それを学生がノートにとる講義がある。しかし,大学では,教員は全体の流れを制御し,概要は説明するが,学生自身が調査し,作業し,考え,答えをみつけるゼミ形式の学びもある。この中には必ずしも正答が無い場合もあるし,答えが幾通りもある場合もある。
 本ゼミナール1は,大学1年生の春学期というまだ大学生に成り立ての人に,大学の特徴的な勉強法の一つであるゼミ形式という学びを体験してもらいつつ,情報科学の一端に触れ,情報科学に対する興味を花開かせることを目的としている。また,到達目標は,ゼミ内相互のメンバーと情報の共有を行い,相互理解をしつつ,各人が与えられた目的に向かって協力し合いながら作業ができる人間となることである。

授業内容

[第1回] ゼミナール1の目標。シラバスについて,グループ分けの説明とテーマについての紹介。情報の基礎とゼミとの関係について説明する(井口)
[第2回~5回] 第1期のテーマに従って4週にわたってゼミを行う。
[第6回~9回] 第2期のテーマに従って4週にわたってゼミを行う。
[第10回~13回] 第3期のテーマに従って4週にわたってゼミを行う。
[第14回] まとめ。残された課題がある場合は,この時間に作業を行う(井口)
 各期は,テーマによって異なるが,各期の1回目は予備的な知識な学習,2回目と3回目は,それを各自やグループで発展させ,4回目に発表するという進行になることが多い。各期の担当教員の指示に従うこと。

履修上の注意

 ゼミナールは,出席をすることが前提の科目であるので,欠席は1回につき8点の減点を行う。10分以上30分未満の遅刻は4点を減点とし,30分以上は欠席として扱う。10分未満の遅刻は厳重注意を与える。開始時間には全員がそろっているように早めに家を出てくること。
 公共交通機関の遅延の場合は遅延証明書を必ず当日教員に渡して,ゼミに参加できなかった場合は,代わりに何をすべきかの指示をうけること。病気や怪我の場合は,1回の場合は,病院の領収書,2回以上の欠席は診断書が必要。以上のような欠席の場合のみ,他の課題や異なる時間での作業を認めるので,担当教員に必ず指示を仰ぐこと。
 体育会所属の部員のみ,所定の対外試合の場合のみ(練習は不可)監督の自筆の署名の届出と試合に参加した証拠の書類を提出すれば,担当教員の指示をうけてゼミの代わりの課題を出題することができる。期日内に終了し,それが所定の内容を満たしていれば評価される。国体,オリンピックなどの場合も同様。
 以上のような場合でも,欠席では点数はつかない,代わりの課題に対して,所定のレベルに到達すれば各教員がそれに応じた点数を与えるという意味であるので,診断書がある病気や怪我,公共交換機間の遅延,体育会だからなどの理由で欠席しても単位がもらえるというわけではない。必ず自分でそれ以外の時間に担当教員の指示に従って作業を行うことが必要なのである。
 基礎学習としては,各テーマにより異なる。各回に次回までにやるべきことを指示するのでかならず,復習をしておくこと。また,プレゼンテーションを行うことや,グループワークで協調作業をしながら進めることなどもグループ内で調整して進めること。

準備学習(予習・復習等)の内容

 ゼミは,先生から指示をされてやる作業より,自発的に調べて作業を行い,気付くことが重要である。また,ゼミの大部分では複数の人と強調しながら学ぶことを必要とする。ゼミナールは,時間外に必ず次回までの作業を2コマ程度グループ内で作業する必要がある。時間内だけ作業すれば単位をとれるわけではないので注意すること。

教科書

 各期の教員の指示に従うこと

参考書

 各期の教員の指示に従うこと

成績評価の方法

 各担当者の指示により実施した調査,調査結果,学習,研究などのレポート,発表,作品などを担当者が100点満点で採点する。3名の担当者の点数を総合し,担当者による極端な不平等がおこらないように点数を科目責任者が調整する。満点の60%以上を単位取得の条件とする。

その他

 授業は,初回に配布した実施要項によって,クラス内をグループにわける。それを予めきめられた順番に担当教員の指示のもとゼミを実施する。内容に興味が無い場合だからと言って担当教員を変えることはできない。異なるクラスで受講することもできない。ゼミナールは,開講時間以外に,自宅や大学で作業や勉強を毎週4時間以上行う必要がある。作業のための部屋を貸してほしいときなどは,担当の教員に相談すること。

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